動物の飼養管理(猫)
猫の飼養管理
犬の飼養管理については前に勉強したね
動物の飼養管理(犬)
動物の飼養管理(犬)
犬の飼養管理
今回は犬の正しい飼い方について勉強しよう
犬はどんな動物か
犬の動物学的な正式の和名は「イエイヌ」学名は「カニス・ファミリアス」
犬の先祖...
今回は僕たち猫の正しい飼養管理の知識を勉強しよう!
猫はどんな動物か
- 猫の動物学的な正式の和名は「イエネコ」学名は「フェリス・カトゥス」
- イエネコの祖先種はリビアヤマネコである
- ネコ科の動物は単独でなわばりをもつ(プライドという群れをつくって生活するライオンは例外)
- 猫の仲間はほぼ完全な肉食である
- 日本に猫が伝えられた当時は上流階級にしか飼うことのできない愛玩動物だった
今でも猫を飼ってる人は上流階級だと思います笑
猫の特徴
体型
- 犬に比べ、品種による大きな違いは少ない
鼻および嗅覚
- 嗅覚は非常に発達し、なわばり・飼養者などをにおいで判断する
- 鋤鼻器(ヤコブソン器官)でフェロモンを分析する
ヤコブソン器官は上あごの内側にあるよ!
- フェロモンの分泌場所(口唇の両側、顎の下、爪、肉球、尾、肛門腺にある臭腺)
耳
- 聴覚は猫の五感の中で最も優れている
- 耳介に多数分布している毛細血管による体温調節
- 内耳の三半規管の発達によるバランスの維持
- 人よりも高周波(65,000Hz)の音を聞き取れる
眼
- 瞳孔は縦長で光に敏感(暗い場所では大きく、明るい場所では細くし、光の量を調節)
犬の瞳孔は円形だよ
- タペタムの発達(わずかな光を効率良く利用)
- 水晶体が大きいので焦点の調節がうまくできず、人に比べ視力が弱い
- 光の3原色のうち青と緑は認識できるが赤は認識できない
ひげ
- 猫の重要な感覚器(獲物や障害物を感知)
- 感情表現の道具
歯
犬よりも肉食傾向が強いため、肉を切り裂く臼歯が強大
- 乳歯:生後2~3週で生え始め、8週までに生えそろう(乳歯総本数は26本)
- 永久歯:3~6ヶ月の間に永久歯に生え替わる(総本数は30本)
歯の生え替わる期間は犬とほとんど同じだね
切歯:上下6本ずつ
犬歯:上下2本ずつ
前臼歯:上6本、下4本
切歯:上下2本ずつ
脚
- 前肢の指は5本、後肢の指は4本
- 獲物を押さえ込む時以外は爪を引っ込めている
- 肉球:汗腺が分布、緊張時に汗をかく、温度に敏感(厚さに弱い)
尾
- 跳躍・疾走時のバランスを維持
- 感情表現
うれしい時は、しっぽを立ててビビビってするよ!
猫のライフスタイル
新生子期(生後0日~)
- 生後10日で目・外耳道が開く
幼齢期(生後30日~)
- 離乳・トイレのしつけ
カリカリは生後60日くらいからだよ!
少年期(生後90日~)
- 爪とぎ板の用意
青年期(生後6ヶ月~)
- 不妊・去勢手術の考慮
- 発情期(繁殖行動が可能)
成年期(生後1年~)
- 体調の変化に注意
高齢期(生後10年以上)
猫と暮らす
初めて猫を迎え入れる
①生まれたばかりの子猫を保護した場合
- 保温に気を配る
- 食事:猫用ミルクを1日8回程度与え、生後4週前後を目安に離乳食に切り替える
- 排泄:食後にぬるま湯で湿らせたガーゼなどで肛門周囲を刺激
②生後2ヶ月近くの子猫を迎え入れた場合
- 動物病院で健康診断
- 駆虫薬の投与
- ワクチン接種 など
環境作り
- 健康保持の観点から屋内飼育に努める
- キャットタワーの設置
- 快適に眠れる場所の確保
- 清潔なトイレの設置(猫の飼育頭数+1)
- 新鮮な水の用意
- 栄養バランスが良い食事
- 爪とぎの設置
- グルーミングできる落ち着いた場所
日光浴することで、ビタミンDができて骨が丈夫になるよ
毎日の生活
屋内飼育の努力
- 感染症・交通事故の予防
- 糞尿・鳴き声などの近隣への迷惑防止
ブラッシング
- 飼育者によるブラッシングが必要
- 自分で毛づくろい→毛球症の危険
毛求症は胃や腸で毛が毛玉になっちゃう病気だよ
食事
- 発育時期(子猫、成猫、高齢猫)に合わせた内容
- 離乳食には、子猫用のキャットフードをお湯でふやかして与えるとよい
- 肥満猫には、低カロリー、食物繊維の多い食事を与える
- 高齢猫には、消化が良く、低カロリーで低脂肪のキャットフードが望ましい
- 高齢猫の健康チェックには、日々の食欲の変化が最も分かりやすいバロメーターとなる。
猫の健康チェック
- 鼻汁が出る
- 抱かれるのを嫌がる
- 便が出ない
- 頻繁にトイレに行き、長くしゃがんでいる
- 体をひどくかく
- 頭をさかんに振る、耳をかく
- 口が臭い
- 心拍数:130~150/分
- 呼吸数:20~30回/分
- 体温:38~39℃
猫の感染症と予防
- 猫汎白血球減少症(FPL:猫パルボウイルス感染症)
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫ウイルス性鼻
- 猫白血病ウイルス(FeLV)感染症
- 猫クラミジア感染症
- 猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症
*赤字はコアワクチン
猫も人間も病気は予防が大事だよね!
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