土地について
土地の勉強
宅建試験では日本の土地についての問題も出題されるよ
地形がどうやってできたかや、自然災害のリスクが高いか低いかとかが、問題になるよ!
そんな土地について今回は勉強していこう!
地形
日本の国土
山地
国土を山地と平地に大別すると、山地の占める比率は、国土面積の約75%である。
日本はほとんど山だよね
火山地
火山地は、国土面積の約7%を占め、山林や原野のままの所も多く、水利に乏しい。
低地
日本は山がちな地形であり、低地のほとんどは湿地や旧河道上の軟弱地盤である。
日本の低地はゆるゆるだよ
我が国の低地は、ここ数千年の間に形成され、湿地や旧河道であった若い軟弱な地盤の地域がほとんどである。
台地・段丘
台地・段丘は、国土面積の約12%で、地盤も安定し、農地や都市的な土地利用に適した土地である。
日本で安全なのは台地くらいだよ!
扇状地
扇状地は河川上流から流れててきた砂礫が堆積してできた扇状の地形である。
扇状地は山のふもとにできやすいよ
三角州
三角州は河川の河口付近に土砂が堆積してできた地形である。デルタともいう。
三角州は社会の地理で習った気がするね
立地条件
地形、地盤を調べれば、宅地に向いているかについて基本的なことを判断できることが多い。
住宅地としての立地条件として最も基本的な条件は、地形、地盤に関することだよ
自然災害
台地
台地は、砂や小石、硬い粘土からなり、水はけも良く、地盤も安定しているため、宅地として積極的に利用されている。また、地震の際に液状化が生じる可能性も低く、自然災害に対して安全度の高い所である。
台地は、一般に低地に比べて自然災害に対して安全度は高いよ!
台地上の浅い谷
台地は一般に地盤が安定しているが、台地の上の浅い谷は、豪雨時には一時的に浸水することがある。現地に入っても気付かないことが多いが、住宅地としては注意が必要である。
台地でも、浅い谷には気を付けよう!
傾斜角
斜面の傾斜角が25度を超えると、大雨による崩壊が急激に増加する。
25度がボーダーライン
丘陵地や台地の縁辺部の崖崩れについては、山腹で傾斜角が25度を超えると急激に崩壊地が増加する。
山麓
山麓部の利用に当たっては、背後の地形、地質、地盤にいて十分吟味する必要がある。
山麓要注意
山麓の地形の中で、地すべりによってできた地形は一見なだらかで水はけもよく、住宅地として好適のように見えるが、末端の急斜面部等は斜面崩壊の危険度が高い。
低地
低地は、国土面積の約25%であり、洪水や地震による液状化などの災害危険度は高い。
低地は防災的には住宅地としてはあまり好ましくないよ!
臨海部の低地
臨海部の低地は、洪水、高潮、地震による津波などの災害が多く、住宅地として利用するには、十分な防災対策と注意が必要である。
臨海部の低地は危険がいっぱい!
沿岸地域
沿岸地域の低地は津波や高潮の被害を受けやすい。
沿岸地域に住むときは気を付けよう
沿岸地域は、津波や高潮などの被害を受けやすく、宅地の標高や避難経路を把握しておくことが必要である。
旧河道
旧河道は低地で地盤も弱いため地震や洪水などによる災害の危険度が高い。
旧河道要注意
低地の比較
低地の中で比較的災害の危険度の低い所は、扇状地の中の微高地、自然堤防、廃川敷となった旧天井川等であり、逆に特に危険度の高い所が沿岸部の標高の低いデルタ地域、旧河道等である。
ちょっと高い所の方が安全そうだよね!
埋立地
埋立地は海面に対して比高があるため、海抜0m以下の土地も多い干拓地に比べれば水害に強い。
埋立地>干拓地
液状化
液状化は地下水位が高く地盤の緩い砂質層において、地震の揺れにより砂粒子が水に浮いたような状態になって起こる。
埋立地は危険
液状化が発生しやすいのは、地下水位が高く同じ大きさの砂から成る地盤であるとされ、台地上の池沼を埋め立てた地盤はこれにあたる。
埋立地は液状化しやすいよ!
古地図
液状化は、地下水位の浅い地点において起きやすい。内陸部においても、池沼や旧河道を埋め立てた場所では、地震発生時には液状化が生じる危険性が高い。したかがって、地盤条件とともに、過去の地形についても、古地図などで確認することが必要である。
土砂災害
土石流や土砂崩壊による体積でできた地形は、土砂災害が起こりやすく特に注意が必要である。
土砂災害が起きたところだから、また起きる可能性も高いよね
丘陵や山麓
都市周辺の丘陵や山麓に広がった住宅地は、土砂災害が起こる場合があり、注意する必要がある。
花崗岩
風化した花崗岩であるまさ土はもろく崩れやすいため、大雨による土石流などの被害が起こりやすい。
まさ土地帯で発生した土石流災害で危険性が再認識されたよ
深層崩壊
深層崩壊とは、表層崩壊よりも深部で亀裂が発生し、表土層だけでなく深層の地盤までもが崩壊する、比較的規模の大きな崩壊現象のことで、これにより山間の集落に甚大な被害をもたらすことがある。
深層崩壊、恐ろしい…
中小河川
中小河川に係る防災の観点から、宅地選定に当たっては、その宅地の所在場所だけでなく、周辺の地形と防災施設に十分注意することが必要である。
利便性だけでなく、防災の観点も注意しよう!
氾濫原因
都市の中小河川の氾濫の原因の一つは、急速な都市化、宅地化に伴い、降雨時に雨水が短時間に大量に流れ込むようになったことである。
最後に
勉強したことは過去問アプリなどで復習しましょう!
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