ゴボウとアレルギー
猫アレルギー
実は僕は猫が好きなんですが、猫アレルギーという悲しき体質を持っています。
実は猫アレルギー持ちです😅
そこで、アレルギー体質改善のため様々な本を読んだりして知識を学び、食生活・生活習慣の見直しをしています。
そんな中、「花粉症は1日で治る!」という面白い本があったので、こちらの内容を要約してご紹介したいと思います!
花粉症は1日で治る!
著者について
本書の著者について簡単にご紹介します。
- 氏名:小柳津広志(おやいづひろし)
- 東大名誉教授で農学博士
- 東大の微生物学博士
- 東京大学を早期退職
- 高齢者のための減塩レストランを開店
東大で農学や微生物学について研究をされており、腸内細菌などの分野で世界的に活躍されていらっしゃる方です。
そんな著者が東京大学を早期退職後にレストランを開店し、様々な身体の問題を持つお客さんを食べ物の観点から治療することを実践されています。
そうして食生活を変えることによって実際に症状が良くなった患者さんたちのデータを基に本書は執筆されています。
ゴボウを食べよう!
花粉症は治る!
本書の結論を一言でまとめると、
なんでゴボウなの?
そんな疑問を持たれる方がほとんどだと思うので、なぜゴボウを食べることによってアレルギーが改善するか解説していきたいと思います。
フラクトオリゴ糖
本書では、アレルギーの改善には食物繊維の一種であるフラクトオリゴ糖を摂取することが良いと書かれています。
フラクトオリゴ糖を最も多く含む食材はキク科植物の根です。具体的には以下の様な食材があげられます。
- キクイモ
- ヤーコン
- チコリの根
そんなもの普段食べないよ!
そこでこれらの食材と比べてフラクトオリゴ糖の含有率は劣りますが、比較的入手しやすいキク科植物の根であるゴボウを食べることが現実的であり、推奨されています。
食べる量の目安としては1日ゴボウ1本(100g)とされています。ただし、1日ゴボウ1本を食べるのも現実的でないと思います。
実際にはキク科以外の植物(ニンニク、玉ねぎ、ネギ)にもフラクトオリゴ糖は含まれているので、毎日ゴボウを50g、玉ねぎを1/2個程度食べましょうと提案されています。
アレルギーは炎症
炎症はすべての病気の原因
炎症とは、体の中で免疫が活性化することで、様々な病気の原因となります。
- 花粉症
- うつ病
- 認知症
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 糖尿病
著者は日々の活動の中でこれらの病気もすべて炎症が原因であると事実にたどり着いたそうです。
ただし、「人は体の炎症を抑える仕組みを持っていない」という驚愕の事実があります。実際に炎症を抑えてくれるのは、良好な腸内フローラ(腸内細菌叢)であるそうです。
そこで、食物繊維を摂取して腸内環境を整えることにより花粉症を含む多くの病気が改善されます。
炎症と酪酸
免疫システムの過剰反応が炎症であるとお伝えしましたが、その炎症を抑えるのに欠かせないのが、酪酸菌です。
酪酸菌が作り出す酪酸のはたらきによって、Tレグ細胞が生まれ、炎症を抑えてくれます。
この炎症を抑えるのに重要な酪酸菌は食物繊維を食べることによって増えます。数ある食物繊維の中でフラクトオリゴ糖が酪酸菌を増やす効果がもっとも高いことが明らかとなっています。
まとめ
本書の内容を簡単にまとめると次のようになります。
個人的感想
最近「腸活」が流行っていますが食物繊維(フラクトオリゴ糖)を食べることでなぜアレルギーが改善するか詳しく書かれていたので、個人的には納得できました!
ただし、1日ゴボウ1本分のフラクトオリゴ糖を食材から毎日食べるのは難しいと感じたので、僕は毎日サプリメントからフラクトオリゴ糖を摂取しています(2021年3月から)。
毎朝、約10gをお湯に溶かして飲んでます!ほんのり甘い感じです。
フラクトオリゴ糖の効果
もともと慢性鼻炎であり、常に鼻がつまっていたのですが、フラクトオリゴ糖を飲み始めて約1ヶ月ほどで鼻のつまりはかなり改善してきたと感じています。
これからも継続して、アレルギー検査の結果が変わることを目指したいと思っています!
アレルギー検査
アレルギー体質改善の結果をアレルギー検査で確認しています!
2020年11月
6段階中5というなかなか強めのアレルギーです😢
2021年6月
食事を見直し始めて3~4カ月ではほとんど変化はないです
2021年10月
アレルギー改善を始めて約1年ではまだほとんど変化はありません
2022年3月
2021年12月から「ゆふ」と暮らし始めてむしろアレルギーが悪化してしまいました💦
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