人と動物の関係学①
人と動物のかかわり
今回は、人と動物のかかわりを研究する「人と動物の関係学」について勉強しよう!
世の中には、いろんな学問があるんだね~
「人と動物の関係学」とは?
- 「人と動物の相互作用」「人と動物の絆」について研究
- すべての動物が対象(ペット、産業動物、野生動物など)
- さまざまな分野にまたがる学際的な学問
いろんな観点から人と動物の関係性を研究してるんだよ
「人と動物の関係学」の研究者や団体
アイウエオと間違えそうだね!
アニマル・アドボケート
愛玩動物飼養管理士はアニマル・アドボケートだね!
動物愛護思想
動物愛護思想は2つの考え方に大別できます
「基本的人権」の動物バージョンみたいだね
バランシング・ポイント
- 「愛玩動物は飼育するが肉は口にしたくない」などといったように、「動物の権利論」と「動物の福祉論」の間の考え方の均衡点(2つの異なる考え方の相互のウエイト付けのポイント)のこと
- 考え方は二者択一ではない
人それぞれで考え方やとらえ方は違うよね
動物虐待とは?
正しい知識がないと、知らず知らずのうちにネグレクトになっている場合もあります💦
動物観・ペットとのかかわりの歴史
次に人の歴史と動物とのかかわりについて勉強しよう!
風土
地震や水害(脅威)も多い日本はモンスーン型だって!
宗教(日本と欧米)
- 人間が絶対的に優位な立場
- 人と動物とは別の生命体
- 人と動物は生命的につながった存在(輪廻転生)
- 動物への態度は情緒的
宗教の違いによっても動物に対する考え方が違ってくるんだね
動物に対する思想の変容(西洋)
とんでもない考え方です
18世紀(動物も痛みを感じる存在)
少しずつ動物に対して優しくなってきてるよ
日本人とペットの歴史
- 犬:江戸時代中期ごろから
- 猫:室町時代ごろから
- 犬:主に番犬として *諸外国と同じ
- 猫:主に愛玩目的 *諸外国では「ネズミ退治」が一般的
- 江戸時代:鳥・魚・虫・ウサギなどの飼育が流行 *多くの飼育解説書が出版されました
江戸時代では鳥を飼ってるのが、ナウかったんだよ!
多様な動物愛護思想とその歴史
近代の動物愛護運動の歴史(イギリスとアメリカ)
イギリス
近代的な動物愛護の動きはイギリスから始まったんだって!
- 家畜の虐待と不当取り扱い防止条例
- 1840年にRSPCA(王立動物虐待防止協会)になる
王立なので、ROYALが頭につきました!
1835年 ブル・ベイティング禁止
アメリカ
1866年 ヘンリー・バーグがアメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)を設立
- イギリスを参考にして設立
近代の動物愛護運動の歴史(日本)
日本の歴史はどんなだろう?
675(天武4)年 天武天皇「天武の勅令」
- 肉食禁止の法律
江戸時代 「生類憐みの令」など
- 徳川綱吉の時代
1902(明治35)年 広井辰太郎「動物虐待防止会」
- 西洋の影響を受けている
- 当初は、牛馬の保護が中心
- 人道教育の一つ
- 機関紙『あわれみ』を発行
1908年(明治41)年 「動物虐待防止会」から「動物愛護会」に
1915年(大正4)年 「日本人道会」の設立
- 新渡戸万里・バーネット大佐夫人が設立者
- 愛犬マーケットなどを実施
- 当初は牛馬の保護が中心
1948(昭和23)年 「日本動物愛護協会」の設立
- ガスコイン英国大使夫人などが中心
- ジャック・ブリンクレー、斎藤弘吉、平岩米吉らが発起人
- 現在の公益財団法人日本動物愛護協会
広井辰太郎の動物愛護活動
- 馬車の馬の酷使
- 公衆の面前でのニワトリのと殺
この頃は動物の力を借りて生活していたから牛さんとか馬さんが身近だったんだね
- 人の心を気高いものにすることを期待する
- 「人道教育」であった
愛玩動物飼養管理士
今回は、動物愛護の考え方や歴史についてたくさん勉強したね!
愛玩動物飼養管理士ではこんなことを勉強するから参考にしてみてね!
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